お墓の種類

家墓
現在、もっとも多いのがこの形式のお墓で一つのお墓に「○○家先祖代々之霊」または「南無妙法蓮華経」(日蓮宗)などと刻まれている。一族が一つのお墓に入り、子孫へと代々受け継がれていくものである。

個人墓
一人に一つずつの墓石を建てていくもの。正面に戒名を刻み、側面または裏側に俗名、没年月日、 業績などを刻む。かつてはよく見られたが最近は土地不足などから減っており、とくに業績のあった人など、限られたケースのみになって いる。

比翼墓
夫婦二人のためのお墓で普通はどちらかが亡くなったときに建てる。戒名を刻む場合は残された人も戒名を授けてもらい、逆修のときと同様に朱色に塗っておく。

合祀墓(ごうしぼ)
事故や災害などで一度に大勢の人が亡くなったときに建てる。慰霊碑的色彩が強く石碑に名前を刻み名簿を納めたりする。

一墓制
お寺に一基だけお墓があって檀家の人が亡くなるとすべてそのお墓にはいるというもの。ごく少数派であったが最近では老人ホームや独身女性の仲間同士など新しい形の一墓制が生まれつつある。



お墓の構成
お墓には最低限、墓石とその前に花立て、線香立て、水鉢が必要だ。墓石の下には、遺骨を納めるカロート(納骨堂)がある。家墓では埋葬者が多くなると戒名や没年月日などを墓石に刻み切れなくなってしまうため墓誌を建てることが多い。また墓石にはふつう角石塔が多いが、その他に自然石型、五輪塔型などいろいろな形がある。墓石の文字は「○○家先祖代々之霊」などが多いが、日蓮宗の檀信徒の場合なら「南無妙法蓮華経」と題目を刻むか「妙法○○家之墓」とするほうがよい。そして側面には建立年月日・建立者・法号などを刻む。 家紋を入れる場合は花立てや水鉢などに刻むのがよいだろう。なお墓石に刻む文字は略語は使わず旧字体の方がよいとされている。家紋なども間違いのないように石材店などに注文することが大切だ。建墓と改葬お墓を建てたり、墓石を新しくしたときには開眼法要をしなければならない。また、個人墓を整理して家墓にしたり、故郷から離れて暮らしている為、お墓を近くに移したいなどの理由から改葬することがある。古い墓石はお寺や霊園に頼んで処分していただくが、その前に御霊(魂)抜きの儀式が必要である。それぞれの儀式の行い方については、菩提寺の住職に相談すれば教えてくれる。

建墓と改葬
お墓を建てたり、墓石を新しくしたときには、開眼法要をしなければならない。また、個人墓を整理して家墓にしたり、故郷から離れて暮らしているため、お墓 を近くに移したいなどの理由から改葬することがある。ふるい墓石はお寺や霊園 に頼んで処分していただくが、その前に御霊(魂)抜きの儀式が必要である。 それぞれの儀式の行い方については、菩提寺の住職に相談すれば教えてくれる。